赴くまま通信簿

大切に残しておきたいものを記録します。

人生と美術館

人生という響きは重たい。そう感じる。

何を背負っているのだろう。

 

何かしなければいけないと思っている。

何かを残さなければならないと思っている。

何かを残したいとも思っている。

 

意味のない人生なんて人生ではない。

他の誰かが残せた軌跡を私が残す必要はない。

 

人生という響きは嫌いではない。

大好きかと言われるとそうではない。

 

生まれた意味があったことを証明したい。

自分の価値を証明したい。

私が私を試している。理想に現実が追いつくことを信じたいと思っている。

 

人生という響きは、私に生きたい理由を思い起こさせる。

これまでの道のりと、まだ見ぬ未来と、その間に立つ今の自分。

 

星が瞬く宇宙を背景に、長い絨毯が伸びている。

思い出が泡のように浮いている。

未来で誰かが私を待っている。

 

背景は果てしなく広いけれど、絨毯は幅も狭くて今にもその上を滑り落ちてしまいそう。

 

みんなはどこにいるのだろうか。

そこにいる私は、私の目や耳から私の人生を美術品を鑑賞するように見下ろしているだけ。

 

もしかすると、私が今描いていた人生像は、走馬灯のイメージと重なるのかもしれない。

 

人生の終わりに、あんな空間にいけるだろうか。